親知らずの抜歯

TEL093-967-0995

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痛みが少ない」安全な抜歯を

親知らずは必ず抜くべきか?

「親知らずは必ず抜くもの」と考えている方もいらっしゃいますが、問題がなければ抜く必要はありません。親知らずは決して不要な歯ではなく、残しておけば、将来、役に立つこともあります。

たとえば、奥歯が抜けたときに入れ歯やブリッジの土台として使うことができますし、歯が抜けた後に親知らずを移植する治療が可能なこともあります。
親知らずを抜くことのメリットとデメリットをよく知っておくことが大切です。

親知らずを抜くメリットとデメリット

■ メリット

  • ・日々のブラッシングがしやすくなることで虫歯・歯周病の予防になる
  • ・磨き残しが少なくなるので口臭が改善される可能性がある
  • ・顎がギチギチになっていないので歯並びが悪くなりにくい

■ デメリット

  • ・治療が大掛かりになるので、腫れることがある(数日で治まります)
  • ・抜いた跡に食べ物が詰まることがある(約1ヵ月間ほどでふさがります)

患者さんによって、親知らずの生え方や口の中の環境は異なります。まずは歯科医院で検査などを受けたうえで、親知らずを抜かずに残しておいた場合のメリットとデメリットについて説明を受けてください。

的確に親知らずの抜歯を行うために

親知らずは真っ直ぐに生えず横向きになって生えたり、歯茎に埋まったままの状態だったりすることが多い歯です。
さらに、下の歯の根元近くには神経が通っているため、抜歯には専門的な設備や技術が必要になることがあります。
このため、当院では的確な抜歯ができるよう次のような取り組みを行っています。

ピエゾサージェリー(超音波機器)で痛みや腫れを軽減

ピエゾサージェリーは、日本ではあまり普及していませんが、超音波振動によって骨などの硬い組織を切る手術器具です。
従来の器具に比べて、切削部分の長さや深さを正確に調整でき、切除部分を最小限にとどめることができます。
また、骨など固い組織以外は切れないようになっているので、歯肉や神経、血管などの組織を必要以上に傷つけてしまうこともありません。それによって、手術による痛みや腫れを抑えられます。

伝達麻酔の採用で広範囲、長時間の麻酔効果

親知らずが生えてくる口の中の奥は、他の箇所に比べて麻酔の効果が現れにくい場所だとされます。
そのために伝達麻酔という方法を、通常の浸潤麻酔に加えて行います。
伝達麻酔では、下顎を通る太い神経に麻酔薬を注射するので、効果は広い範囲に行き渡ります。
これによって、患者さんは痛みをあまり感じずに抜歯を受けることができます。

妊娠前には親知らずの抜歯を

妊娠前には親知らずの抜歯を

私たちは妊娠前の女性に親知らずの抜歯を勧めています。なぜなら、妊娠するとホルモンバランスが変化し、親知らずが痛むことがあるからです。
親知らずの痛みは耐えがたく、妊娠中の女性にとっては大きなストレスとなります。とはいえ、抜歯をしようにも、お腹に赤ちゃんがいる状態ではレントゲン撮影のほか、痛み止めや抗生物質の投与には慎重にならざるを得ません

結局、可能な限り我慢するしかない、ということになってしまいます。

そうした事態を防ぐためにも、妊娠する前に親知らずの抜歯を検討したほうがよいのです。

親知らずに関するQ&A

右の親知らずを抜いたら、左の親知らずも抜くべきでしょうか?
親知らずの状態や歯並びも考慮する必要がありますが、右の親知らずの状態が悪ければ、左も同じような悪い状況にあることが多いといえます。一般的には、詳しく調べたうえで抜歯を勧めるケースが多いでしょう。一度、歯科医師にご相談ください。
親知らずが生えると、ほかの歯が前に押し出されて歯並びが悪くなるのですか?
かつては親知らずの影響で歯並び全体が乱れるとの説が、一部で唱えられていました。
しかし、現在は多くの研究者が論文やレポートで、親知らずと歯並びの悪化の関係を否定しています。親知らずが生えることが直接、歯並びに影響することはないようです。
親知らずを抜歯するには、いくらぐらいの費用がかかりますか?
親知らずの抜歯には、保険が適用されるため、費用は一部負担となります。
抜歯の難易度によって、費用には大きな差がでますが、通常の抜歯であれば1000円〜2000円程度です。親知らずが横に向いて埋まっているなど、歯茎の切開などをともなう場合は、5000円近くかかります。
どのような状態の親知らずでも抜歯ができますか?
ほとんどの親知らずは、歯科医院でも抜歯できますが、親知らずの状況や全身の健康状態によっては、大学病院などの専門病院を紹介することがあります。たとえば、次のようなケースです。

1.心臓病重度の糖尿病などの基礎疾患があり、手術によるリスクが非常に高い方。多少の高血圧では問題ありません。
2.歯科治療に対する恐怖心や不安が大きく、全身麻酔による抜歯が必要になる方
3.親知らずの近くを神経や血管が通り、抜歯によって神経や血管を損傷する可能性が高いケース

顎関節症や外傷などの相談も

口腔外科は、あまり馴染みのない診療科かもしれませんが、親知らずの抜歯のほか、顎関節症口内炎口の中のけが歯牙移植といった外科処置が必要な歯や口の症状に対応しています。
歯の痛みだけでなく、顎や口の中の違和感や腫れ、痛みなど、お困りの点がありましたらお気軽にご相談ください。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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